生徒たちからも「なるほど、だから私のメイクはこうなんですね。納得しました!」と大好評でした。「先生の理論通りにメイクをしたら、初めて周りから褒めてもらえました!」と喜ぶ生徒の声に自信を深め、「骨格補正メイク」と名付けたオリジナルのメイク法としてつくりあげていったのです。

理想の比率
理想の比率。自分のパーツと、理想とのギャップを、メイクで埋める/『骨格補正メイク 顔の比率を描き変えて、一生美人!』(主婦の友社)より

◆一気に垢抜けるメイク、3つの基本ポイント

そんな骨格補正メイクについて、今後くわしくご紹介していきますが、今回は、ぜひ取り入れていただきたい3つの基本ポイントを解説します。

池田さんメイク前後
池田さん自身の、すっぴんとメイク後。こんなに違う!
1.眉メイク:眉頭同士を合わせることに全力投球

年々左右差が拡大する大人の眉問題、実は「眉頭同士」だけでも揃えて描くと、なんとなく合って見えるというのがプロのコツです。通常よく「眉頭は1番最後に描きましょう」などと言われていますが、実はズレ眉に悩む大人に関しては絶対に眉頭から描くべきです。

2.アイメイク:「楕円アイ」を目指して加齢をリセット

加齢と共に年々目尻が下がるのは仕方のないことではありますが、そのままの形をなぞるアイメイクでは、なんとフェイスラインまで一緒に下がって見える悲しいオマケつき。理想の「楕円アイ」に近づけるように目尻をちょっと上げるようにシャドウとラインで形を補正しましょう。

3.ベースメイク:「中心のっぺり」セミマット肌で老け影を解消

顔の中心の影は老けみえの原因です。鼻筋を高く見せたいと思って入れるノーズシャドウも、大人が取り入れると老け見えが加速する場合もあるんです。ぜひ光沢を抑えめにしたセミマットな質感で、顔の中心をあえてのっぺり作る!若々しく見せたいなら、ぜひ取り入れていただきたいと思います。

◆メイクがただの義務になっていませんか?