筆者は「参鶏湯」(537円)が特に好きで、寒いシーズンはヘビロテしてます。初めて食べたときは、本格的で満足感の高い味にビックリ。韓国料理屋ハヌリが監修だと知って、納得しつつ驚きました。同じくハヌリ監修の「チーズタッカルビキンパ」(537円)も濃厚な味わいでとてもおいしいのですが、いつも売り切れているので同志が多数いるようです。
ハヌリのほかには、「南国酒家」「赤坂離宮」「イルキャンティ」などが監修した商品があり、どれもおいしそう。イーズアップのロゴやフォントは謎におどろおどろしくて、パッケージデザインもスタイリッシュさとはかけ離れていますが、その「予算をかけていないんだろう感」が好感すら覚えます。
ただ、イーズアップの公式サイトを見ると「ご購入について」など一部のページが表示エラーになっているもよう。いつからこの状態かわかりませんが、社内における関心の薄さを物語っているようで、さみしくなってきます。
ヨーカドーに求めれらるニーズに特化した商品
なお、ネット上では「イーズアップってヨーカドーのPBだったの?」と驚く声も。セブンでも購入できることから、セブンプレミアム系の商品かと思われる節もあるようですが、セブンとは完全に切り離された純粋なヨーカドーPBです。
ブランドスタート当時の記事で、ヨーカドーのマネジャーが「セブンプレミアムは、コンビニ、スーパー、総合スーパー、百貨店とグループ横断で販売する商品だが、お客様のニーズが多様化する中で、ヨーカドーに求めれらるニーズに特化した商品を開発する必要があった」と話しています。つまり、イーズアップはそのまま「ヨーカドーに求めれらるニーズに特化した商品」といえそうですね。
ヨークデリやセブンプレミアムの陰に隠れているイーズアップですが、いきなりデザインをテコ入れされたりすることなく、今後も良品を展開してくれることを願っています。