筆者は今回、「北海道産豚肩ロース味噌焼き」についてきたマヨネーズを、食べきった漬物の皿でラー油と合わせてラー油マヨを作成。千切りキャベツと豚肉をご飯の上に乗せ、その上にラー油マヨをかけた「ピリ辛マヨ豚丼」を作って楽しみました。“味変”がしやすいのは筆者的には大いに評価できます。

豚肩ロースもご飯もハイレベル(写真:サイゾーウーマン)
卓上調味料は醤油、塩、七味、ラー油の4種類(写真:サイゾーウーマン)
筆者が卓上調味料などを使って作った「ピリ辛マヨ豚丼」(写真:サイゾーウーマン)

【つぼ八】ランチ、かなりアリ

 最初は(筆者の確認ミスなどもあり)、あまり印象が良くなかった「つぼ八」のランチでしたが、クオリティとしてはかなりアリというのが筆者の結論でした。

 今回は「北海道産豚肩ロース味噌焼き」の値段がそれなり高めだったこともあってか、1,000円越えとなりましたが、メニューを厳選すればさらにコスパをよくすることも可能でしょう。また、通常メニューをおかずとしてランチセットにできることも、個人的にはうれしい点です。

 上で述べた、ご飯のお供になるメニューが少ないことはデメリットではありますが、逆に言えば一般的な定食ではありえない構成を作ることができる、という楽しさがあるとも言えます。何より、興味のあるメニューをランチで食べてみて、気に入ったら居酒屋利用でもオーダーできるという“お試しメニュー”としても機能する点は素晴らしいのではないかと思いました。

 残念なのは、筆者が住んでいる埼玉県から今回取材した「つぼ八 津田沼店」はかなり遠いということ。この形でのランチを、ほかの店舗でも手広くやって欲しいな、と思った次第です。近くにお住まいの方は、ぜひ同店舗を訪れ、“自分だけのランチメニュー”を作ってみてください。

 ただし、ランチ利用ということはしっかりと伝え、お通しをカットするという点は注意してくださいね!