収集癖がある人は、自分の気になったものを徹底的に集める完璧主義者にも見えますよね。 実際には、収集癖がある人の心理がどんなものなのでしょうか。 収集癖がある人は、男性、女性で特徴も違うといわれているので、どう違うのかも見ていきましょう!
収集癖がある人は、病気の可能性もある?
収集癖があるからといって、必ずしも全員が病気であるかと聞かれたら、それは違うでしょう。しかし、収集癖の症状がでる病気もあるとは、言われています。
収集癖の症状がある病気には、強迫性障害というものがあります。
強迫性障害は、精神的な病気の1つで、普通なら気にならないことが気になって仕方がなくなったり、自分でもおかしいと思いながらも執着してしまう行為などが症状に出るようです。
そのため、収集癖として症状が現れることもあると言われています。
また、違う病気で見れば、認知症にも収集癖の症状があると言われています。
認知症になると、ものを拾ってくることも多くなり、家の中が荒れてしまってゴミだらけになることもあるようです。
病気が原因で収集癖があることって、なかなか気づきにくいかもしれませんが、なにかおかしいと自分で思ったり、周りが感じたりすると、病気のせいで収集癖になっていることもあるでしょう。
収集癖がある人の心理①負けず嫌い
収集癖がある人は、負けず嫌いという心理があります。
何故だか人と競ってしまい、「あの人が持っているのに自分が持っていないのは絶対に嫌!」とか、「誰よりも多く私が持っておきたい!」という心理があるのです。
つい人と競ってしまうところもありますが、人と比べてしまうところもあるのです。
誰よりも負けたくないという心理は、収集癖をより加速させてしまうでしょう。
周りから相手にされていなかったとしても、どうしても自分の中に闘争心みたいなものが沸いてきて仕方がないのです。
そして、自分が手にいれない限り、その気持ちが落ち着くことはないでしょう。
収集癖がある人の心理②執着心が強い
収集癖がある人というのは、物に対する執着心が非常に強いところがあります。もうそれは怖いくらいです。
執着心が強いから、あれもこれも欲しくなるのでしょう。そして、持っていないことにイライラしてしまうことさえあるかもしれません。
さらに、焦りも出てきてしまうでしょう。
この執着心の強さというのは、実は恋愛面で悪い方に影響してしまうとも言われています。
収集癖があって執着心も強いとなると、恋人への執着心も激しくなり、「1人では生きていけない病」にかかってしまうかもしれません。
相手に依存しすぎて、相手を束縛することもあるでしょう。物に向かう執着心が、恋をするとパートナーに向いてしまうのですね。
収集癖がある人の心理③寂しがり屋
収集癖がある人は、実はとても寂しがり屋だとも言われています。
さみしくてさみしくて、なんとかしてこの寂しさを埋めたいという気持ちから、物を集めて満足させようとしているのでしょう。
しかし、物が1つ増えたばかりの頃はいいですが、次第にそれだけではまた不安になってしまいます。
そしてまた、何かを集めだして、寂しさを埋めようとするのです。
寂しさというのは、物では埋まらないので、どんどんどんどん物が増えていってしまうだけですね。
きっと収集癖がある人は、寂しさに自分でも分かっていて、物を増やしても意味がないことも分かっていると思います。
ただ、辞められないだけなのです。