結婚の不安を和らげるアドバイス②新しい環境への不安

特に女性に多い不安が、「新しい環境に順応できるか?」ということではないでしょうか?苗字が変わる女性が圧倒的だし、「結婚したら彼氏の親と同居」という環境が待ち受けている女性もいるでしょう。

ふたりの結婚生活だけでも十分不安なのに、そこに「彼氏の親や親戚とうまく付き合っていけるか」という不安がついてくるのは、結構なストレスになると思います。

また、それぞれの親同士の付き合いも考えなくてはなりません。介護問題、宗教問題、子育てや教育の仕方など、家同士の考え方が合わないと、結婚生活や両家の付き合いが大変になるだけです。

親同士の人間性も結婚生活には響いてきます。何度かそれぞれの家を訪れて、結婚前に両家の価値観や考え方をすり合わせておくのが賢明です。

結婚の不安を和らげるアドバイス③経済的な不安

結婚において最も懸念されるのが、「経済的にやっていけるのか」ということではないでしょうか?だからこそ、恋愛心理学では経済的に優位な男性がモテるのですから。

一人暮らしであっても、家賃に食費に生活費に、お金がかかることは盛りだくさんです。それがふたり分、もしくは将来的に子どもの分もかかるとなると、特に男性にのしかかるストレスは相当なものです。

また、おたがいの金銭感覚が合うか合わないかというのは大きな問題です。

浪費家、お金の管理ができないというのは、結婚生活においては非常に危険です。「年収はそこそこのはずなのに、パチンコやギャンブルで貯金がほとんどない。むしろ借金を余儀なくされてる」という事例はよく聞きます。

逆に言えば、家計や必要なお金のやりくりさえできれば、慎ましやかながらも結婚生活は十分にできるということです。

「自分の身の丈に合った生活をする」ことができれば、実はお金なんてそれほど必要ないし、経済的不安もそれほど感じなくて済みます。

結婚の不安を和らげるアドバイス④自由がなくなる

独身時代は自分のペースで仕事やしたいことができましたが、結婚すると相手の生活ペースに合わせなければなりません。

もともとひとりで居るのが好きというタイプであれば、ふたりいっしょに結婚生活を始めること自体が苦痛になることもあります。

まして子どもができると、結婚生活は子どもを中心にまわるようになります。自分の時間が減っていくことはまちがいありません。

自由がなくなるのがわかっているのであれば、「自分が相手の素の姿を受け入れられるか」が重要ポイントになってきます。

結婚前に同棲したり、また2泊3日ほどの旅行に出かけて、相手の行動や言動に違和感がないかチェックできるといいですね。

結婚の不安を和らげるアドバイス⑤趣味・価値観の違い

夜勤の彼氏と朝出勤の彼女、アウトドア派な彼氏とインドア派の彼女など、生活リズムや趣味・嗜好がちがうと、おたがいの気持ちにすれちがいが生まれやすくなります。

「こんなものだ」「自分が相手に合わせれば問題ない」と、おたがい割り切れれば問題ないのですが、もしどちらかが「イヤ、苦痛」と感じていたら悲劇です。

考え方や価値観というのは合えば御の字ですが、合わなければおたがいが納得できるまで話し合う必要があります。

どれほど話し合っても、いっしょに結婚生活を送るようになって、そこで初めてみえてくることもあります。こうした不安を解消するには、結局は相手の価値観をどこまで許容できるかにかかっているでしょう。