芸能人は、顔や体型、身長などで「劣化した」、「太った」、「整形した?」など容姿のことをあれこれ言われるのが現状。今のところ、特にモデルや女優、アイドルは芸能人の中でもとりわけ美しさが求められてしまうのが、今の時点では“宿命”と言っても過言ではないでしょう。
MEGUMIさんは美容家としても活躍しているため、そうした自身の容姿に対する一般人の感想は特に気にするところでもあるかもしれません。
「公開処刑では?」という意見に対して「いやいや、40代でこんなに細くて綺麗な脚はすごい」、「昔よりどんどん美しくなっている」、「MEGUMIは小柄だけどこの脚でさらに巨乳だから素晴らしい」とMEGUMIさんへの賞賛意見も多かった様子。他の3人と並んでいると確かに小柄には見えるものの、MEGUMIさんが見劣りするわけではないという擁護の声もありました
ただポジティブなことだろうとネガティブなことだろうと容姿について言及しているのは「公開処刑」という感想と構造としては同じでしょう。人の容姿に対する感想に、さらに容姿に対する感想で反論するという流れは結局ルッキズムの中での攻防にしか見えません。
◆女性だけが体の一部の美しさを年代別で表彰されるのは時代錯誤?
クラリーノ美脚大賞そのものへの批判の声もあります。健康的で美しい脚を持つ著名人に贈られるとしている一方で、今回の受賞者は4人がそれぞれスラっとした細い脚の持ち主。
「美しい脚=細い脚という美的感覚を若い子に植え付けているだけでは」、「女性だけが特定の体の一部の美しさを年代別で表彰されるのは時代に合っていないと思う」、とルッキズムやエイジズムの側面から大賞そのものに疑問を抱いている声もSNSにはありました。
芸能人の体の造形や美しさを他人がジャッジして表彰する。その一連の流れがあるからこそ、一般人も芸能人の容姿のことをあれこれ言ってもいいという風潮が助長されてしまっているのかもしれません。