――例えばどんな失敗ですか。
KIBA:カウントで始まったらドラムが違う曲を叩き出していたりとか。同じ漢字2文字だから他の曲と間違えたわ、なんてザラで。でもそういうトラブルも楽しいなって思っていたし、そういうことが起こってもメンバーは笑ってました。
――アンコールはどうしていたのですか。
KIBA:アンコールは事前に曲順を決めるようになっても全く決めてなかったですね。本編後、楽屋に戻ってきて、呼んでくれてるから何かやるかってちょろっと話をして、んじゃこれでいくか、って感じで決めてました。
――セットリストやアンコールにしても、今日は身体の調子悪いから他の曲にしてほしいとか、そういうことはなかったんですか。
KIBA:そういうのはあまりなかったと思います。とはいえボーカルでいうと、今日は喉の調子がいまいちだとか、高音が出づらい日とか、やっぱりあるんですよ。だけどそれで高音が多い曲をやって、うまく歌えなくても別に良いかなって思ってるんです。その日のコンディションでしか観せられないライブができたほうが楽しいんちゃうかなって感覚で。Gargoyleのやり方が正しいとは言えないかもだけど、ライヴは発表会じゃないから、音源みたいな完璧な演奏よりも、観てくれる方も演奏する側も楽しめるライブをすることを大切にしています。
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