――メタルというジャンルは音楽市場においてもかなり狭いですよね。特に日本においてはそれが顕著だと思うのですが、その中でもGargoyleが高い知名度を獲得し、ここまでやり続けられている要因は何だと考えますか。
KIBA:ぼくが小心者だからなのもあったかもしれません。普通にライブなんてやってもお客さんが入るわけないと思ってしまって。
バンドを始めた頃(※編集部注:1987年結成)は、今と違ってヘヴィメタルが少しブームではあったんですよ。とはいえポッと出のバンドがいきなり注目を浴びるなんてできないんで、なんかオモロいことせんとな、とは思っていて。それで衣装やら何やら凝ったりとかしていたんです。その気持ちが始めた頃から今まで続いているからかもしれないですね。
――KIBAさんが影響を受けたボーカリストってどなたかいらっしゃいますか。
KIBA:うーん……あまり思い浮かばないんです。実はレコードとかCDとか、買った記憶がほぼないんです。普段、音楽を聴かなくて。自分のiPodにもGargoyleしか入ってないくらいです。
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