――KIBAさんはいつの時点で1人でもやると決めていたんですか。
KIBA:ぼくはTOSHI君の申し出の時点で1人でもバンドは続けると伝えました。みんなが抜けることになったときでもその気持ちは変わりませんでしたね。さすがに1人だと何かと困ることが出てくるかなとは思ったんですが、困ってる自分も楽しそうだなって思ったりもして。
――メンバーがいるのと1人なのと、何が大きく異なりますか。
KIBA:一番は相談できないことですかね。サポートメンバーに演奏の細かいことは相談できますけど、バンドとしての決定事項は他の誰にもできません。これが最初に感じた違いでした。
――4人の頃は、セットリストとかもみんなで相談して決めていたんですか。
KIBA:実は、結成して20年くらいはセットリストを当日決めてたんです。でもだんだんライブハウス側から「事前に曲順が欲しいです」みたいな要望をもらうようになって、みんなと相談して事前に決めるようになっていきました。と言ってもメンバーの誰かがセットリストをまず決めることがほとんどだった気がします。それに対して各自があれやりたいこれやりたいと言って変更を多少加えるくらいでしたね。
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