――2018年に4人体制に終止符を打ち、1人になられてからサポートメンバーを迎えてバンド活動を継続しています。まず脱退をメンバーから申し出られたときは率直にどう思いましたか。

KIBA:最初に言ってきたのはTOSHI君だったんですけど、めちゃくちゃビックリしましたよ。

――予兆みたいなのはあったのですか。

KIBA:なかったですね。驚いてしまったこともあったし、一旦申し出だけ受けるに留めて、ぼくも後でじっくり考えてみたんです。

 それまで、ぼくら4人は間違いなく人生をかけてバンドをやってきて。そんな一生懸命やってきた大切なものを辞めたいというくらいだから、生半可な気持ちで言ったわけではないんだろなって思ったんです。だったらそれは尊重するべきなんじゃないかなって。

 他のメンバーにも個々で今後のことを1ヵ月近く考えてもらって……いまの決断に至った感じです。