静岡県島田市が解体前の旧市庁舎を民間企業に貸し出し、11月26日にサバイバルゲーム(サバゲー)を実施する件について、市会議員や市民グループが「戦争を想起させるイベントで不謹慎」などとして中止を求める要望書を提出。これに対して、市側が「広義のスポーツとして位置づけ、中止はしない」と判断したことに称賛の声が集まっている。

 同イベントは、11月27日から旧庁舎の解体工事が始まると知った静岡県内のサバゲー運営会社が島田市に企画を提案し、市の知名度アップなどにつながるとして島田市長が決裁したことで開催が決定。イベント名は「島田市役所旧庁舎 ファイナルゲーム‼要人救出大作戦‼」(当初は、市長救出大作戦!!)で、事前に申し込んだ約100人が参加予定となっている。