株主優待は企業からのプレゼント。食品や外食、映画の無料券など日常で使えるものから、QUOカードといった金券や、株主限定商品、地方の特産品まで、多彩です。

なかでも「いろいろなお店で使える!」と優待族に人気なのはQUOカードなどの金券類。金券ショップなどでの換金率が高いというのもポイントではないでしょうか。

ここでは、株主優待として金券がもらえる企業の銘柄をご紹介します。

どこでも使える!大人気のQUOカードがもらえる企業

QUOカードは利用期限がありません。コンビニエンスストア・書店・ドラッグストア・ファミリーレストラン・ガソリンスタンドなど加盟店であれば、どこでも使えます。

優待としても大人気のQUOカードがもらえる企業をご紹介しましょう。

テクノアルファ<3089>

テクノアルファ<3089>は、自動車製品や家電製品などに使われる半導体の製造装置を海外から輸入し、販売を行う事業が主軸の会社です。さらに電子材料・機器の輸入・販売や、救命艇などのマリン・環境機材の仕入・販売なども手がけています。

足元は、自動車向けパワー半導体の需要が増しており、業績は堅調に伸びています。

株主優待は、1000円相当のQUOカード。年1回11月末に100株以上保有の株主に贈呈されます。

明光ネットワークジャパン<4668>

(写真=Svetlana Turchenick/Shutterstock.com)

明光ネットワークジャパン<4668>は個別指導塾のパイオニアとして小中高生向けの明光義塾を運営。早稲田アカデミー個別進学館、東京医進学院などをはじめ、学童保育やアート教育、サッカースクールなど幅広い分野で教育事業を展開しています。

主軸の個別指導は生徒数の減少や広告宣伝費の負担などで苦戦していますが、21期連続増配は維持する予定です。

株主優待は、1000円相当のQUOカード。年1回8月末に100株以上保有の株主に贈呈されます。長期保有特典があり、3年以上で3000円相当へランクアップします。

長期保有することで使い勝手の良いQUOカードが3倍になる優待は大きなメリットで見逃せませんね。

リコーリース<8566>

(写真=Sjale/Shutterstock.com)

リコーリース<8566>は、リコーの事務機器製品をはじめ医療・介護・環境関連などリース取り扱いの分野を展開している会社です。顧客向けの集金代行といった手数料サービスなども行っています。中小企業に強く、提案力に定評があります。

リース業界全体の取扱高は減少傾向ですが、同社の取扱高は増加しています。

株主優待は、3000円相当のQUOカード。年1回3月末に100株以上保有の株主に贈呈されます。
長期保有特典があり、1年以上で4000円相当、3年以上で5000円相当へランクアップします。

本屋さん大好き!図書カードがもらえる企業

(写真=LStockStudio/Shutterstock.com)

本好きの人にとって嬉しい優待は図書カードですよね。

図書カードは2016年6月に「図書カードNEXT」に変わりました。購入できるのは、書籍・雑誌などのいわゆる「出版物」に限られます。
10年間有効で、残高がなくなるまで何度でも使うことができます。

ここでは図書カードがもらえる企業を見ていきましょう。