こういう言葉は、年を取ってみないとわからないものである。老人は醜いかもしれない。そのことは老人になったら誰もが感じることであろう。

 だがそこに「醜悪な美学」という訳のわからないものができてきて、それが生き甲斐になる。その繰り返しである。人生とは深淵である。

 さて、久しぶりにアサ芸から。

 NHKの女子アナといえば、和久田麻由子と桑子真帆が長い間1位2位を争っていたが、和久田は産休。桑子も『クローズアップ現代』が長くなり、報道色が強くなって、その次の女王の座が誰になるかが注目されていた。

 アサ芸によると「最新美女番付」で2人を脅かす存在になってきたのは、今年の『紅白歌合戦』の司会に抜擢された鈴木奈穂子アナ(42)だという。

 美人女子アナというには年齢的にどうかと思うが、彼女は有働由美子(55)に憧れてNHKに入って来たそうで、有働がやっていた『アサイチ』での軽妙なやり取りが人気だそうだ。

『紅白』は去年が有吉弘行と橋本環奈で、歴代最低の視聴率だったため、入れ替えるかと思っていたら今年も同じだそうだ。

 それでは視聴率がさらに下がることが予想され、旧ジャニーズ事務所のタレントを出演させる方向に舵を切り、鈴木で新味を出そうというらしい。

 NHK上層部のなりふり構わない旧ジャニーズ事務所タレント解禁策は、世の批判を浴びるだけで、視聴率にはほとんど貢献しないと思うが、それをカバーする鈴木のプレッシャーはかなりのものだろう。

 次代のNHKの顔になる女子アナは、林田理沙と副島萌生だそうだ。

 林田は、一時はいいところまで上位2人に迫ったのだが、

「先だっての離婚報道がイメージダウンでした。離婚の前後にネカフェで寝泊まりしている姿まで撮られてしまった。本人は素知らぬ顔で仕事をしていますが、どうしてもNHK局員からは奇異な目で見られているのが現状なんです」(放送作家)

 今勢いがあるのが『ニュースウオッチ9』のメインキャスターに抜擢された星真琴だそうだ。母親は元TBSの三雲孝江。母親ほど美人ではないが短髪の似合う清楚な感じがいい。