お次は新潮の大阪地検のクズ元検事正とその部下のゴマすり副検事のお話。
「(10月25日=筆者注)大阪地方検察庁の元検事正・北川健太郎被告(65)が、酒に酔って抵抗できない状態の部下の女性に性的暴行を加えた罪に問われている事件の裁判が始まった。事件の被害者である女性検事が明かしたのは、“共犯者”ともいえるゴマすり女性副検事の存在だった」(デイリー新潮10月30日)
「北川被告は、故郷・石川の金沢大在学中に司法試験に合格。検事に任官すると大阪、京都、神戸の各地検で要職を務めて『関西検察のエース』と呼ばれた。大阪高検次席検事、最高検刑事部長を歴任、2018年に大阪地検のトップ・検事正に上り詰める。退職後は弁護士になったが、検事正時代に部下だった女性検事への準強制性交罪の容疑で、今年6月に大阪高検に逮捕、7月に起訴された」(同)
同日、被害を訴えた現役の検事が自ら会見を開き、事件の全容を語った。
事件は18年9月12日に開かれた北川の検事正を祝う会だった。同僚たちと参加した彼女は、日頃の疲れで泥酔してしまったという。
宴席が終わると、彼女が乗ったタクシーに北川が強引に乗り込み、自分の官舎へ連れて行った。
その時の様子を彼女は、
「被告人は抗拒不能の状態にあった私の服や下着を脱がせて、全裸にした上で私に覆いかぶさり、避妊具を用いず性交に及びました。(中略)上司として尊敬していた検事正の被告人から性交されているという予想外の事態に直面して、恐怖して驚愕して凍り付きました。私は抵抗すれば被告人から、自分の名誉などを守るために殺されると強く恐れました」
彼女は結婚していた。
しかし彼女は、すぐには被害申告できなかった。北川から、公にすれば検察が機能しなくなり、検察職員に迷惑がかかると脅され口止めをされたこともあったが、この件で職員に迷惑をかけられない、検察を守らなければという彼女の職場への忠誠心からだった。