自分で「他人のことに興味ないから」と言う人がいます。他人に興味がない人は、興味がないわけではなく、他人に興味が持てないと表現した方が正しいのかもしれません。では、他人に興味が持てない、興味がない人にはどのような心理が働いているのでしょうか？
他人に興味が持てない、興味がない人の心理と特徴
自分で「私、他人のことに興味ないから」、と言っている人がいます。本当に他人に興味が無い人はいちいちそのようなことを言ったりしません。なぜなら、本当に他人に興味が無ければ、自分が他人からどのように思われても気にしないはずです。つまり、他人に対して自分が「他人に対して興味がない」という情報すら与える必要性ないのです。
本当に他人に興味が無い人も、興味が無いわけではなく、興味が持てないと表現した方が正しいのかもしれません。このような、他人に対して興味が持てない人にはどのような心理が働いているのでしょうか？また、このような人たちにはどのような特徴があるのでしょうか？
他人に興味が持てない、興味がない人 (1)聞き下手
話し上手は聞き上手という言葉があります。つまり、聞き上手であれば会話が弾むということです。会話が弾むと、相手の知らなかった一面や、仕事などに役立つ知識についての話しなど、自分の興味に引っかかるポイントが出てくるかもしれません。最初は興味がない会話、相手であっても、会話が弾むことによって興味が湧いてくるこということです。
他人に興味が持てない人は聞き上手の反対で聞き下手な可能性があります。聞き下手であれば、会話が弾みにくくなります。なので、興味がない状態から興味のある状態まで、会話を成長させることができないのです。誰が相手でも興味のある状態まで会話を成長することができなければ、他人に興味が持てない状態が続きます。
すると、単に興味を持つラインまで到達していないだけにも関わらず、心理的に自分は他人に興味が持てない人間であると、思い込んでしまいます。さらに、この思い込みによって、より他人に興味がない状態になるという悪循環に陥ってしまいます。
他人に興味が持てない、興味がない人 (2)自分中心的な考え
他人に興味が持てない人の中には、常に行動や会話が自分中心に回らないと気が済まない人がいます。自分の考えや行動を優先して考えてしまうので、自分は他人に興味がないにも関わらず、他人には自分に興味を持ってもらいたいと考えます。
このようなタイプは自覚症状がないことも多く、無意識に行動や判断を行っている場合があります。
他人に興味が持てない、興味がない人 (3)趣味に没頭し過ぎる
夢中になって周囲が見えなくなるくらい趣味に没頭する人がいます。スポーツのような複数の人が集まってするような趣味であれば、他人との交流も深まります。しかし、ゲームやアニメ鑑賞のような個人で完結してしまうような趣味に没頭すると、興味の対象が人ではなく物になってしまいます。
また、個人で完結してしまう趣味に没頭し過ぎると、1人で趣味に費やす時間が楽しいので、他人との交流も少なくなってしまいます。人との交流が減っていくと、人と交流することが面倒と心理的に思ってしまうようになります。
