9.豊平峡ダム

photo by yuki.tさん

札幌の水瓶である豊平峡ダム。四季折々の景色が見られる景勝地として知られ、「水源の森百選」「ダム湖百選」にも選ばれています。特に、秋の紅葉と千丈岩が見せるコントラストは美しいと評判です。

6月から10月末日迄は毎日観光放流をしているので、せっかく訪れるなら放流の時間に合わせて行くのがおすすめ。ダム提頂部から観光放流を間近に見るのも良し、ダム湖全体を見渡せる3つの展望台から絶景を楽しむのも良いですよ!

10.豊平館

photo by GEN0717さん

1880年(明治13年)に開拓使直営のホテルとして建てられた「豊平館」。ウルトラマリン・ブルーと呼ばれている鮮やかな青色が美しく、正面の半円形のバルコニーが目を引きます。

最初に宿泊したのは明治天皇で、大正、昭和と3代にわたり天皇家が訪れました。当初は、現在札幌市民ホールが建っている場所に建てられましたが、1958年(昭和33)に中島公園内の現在の場所に移築。1964年(昭和39年)に国の重要文化財に指定されました。現在は一般公開されており、館内には「喫茶室ハルニレ」も併設しています。

11.北海道大学総合博物館

北海道大学のキャンパス内にある博物館。スクラッチタイルとテラコッタ張りのモダン・ゴシック風の建物は、北大キャンパス内の鉄筋コンクリート建築としては最古のものです。1929年(昭和4年)に理学部本館として建てられましたが、現在は北海道大学総合博物館として利用されています。

獣医学部 エゾシカの剥製

館内には、札幌農学校が開校して以来収集された、約400万点にのぼる貴重な学術標本や資料などが保存されており、その一部が無料で一般公開されています。1階から3階までの各フロアには、所狭しと展示品や研究パネルがあり、展示品によっては直に触って楽しめるものもあります。

12.道立自然公園野幌森林公園

札幌市、江別市、北広島市にまたがる野幌丘陵に広がる公園。2,053ha(東京ドーム439個分)もの広さを誇り、園内の約8割が国有林です。5か所の入り口からは遊歩道が張り巡らされており、自然のなか気持ちのいい散歩が楽しめます。

公園のシンボルとなっているのが、1970年(昭和45年)に北海道百年記念事業の一環として建てられた「北海道百年記念塔」。100年にちなんで100mの高さがあり、8階(高さ23.5m)には展望室が設置されています。