結果的に、『オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム』は会場が8,000席の追加分を含めて完売。席数2,000の「LINE CUBE SHIBUYA」をはじめ、全国47都道府県の劇場で開催されたライブビューイングで5万2,000人、オンライン配信でも5万5,000人を動員し、計16万人が参加したことになる。
売り上げは動員分だけで9億円を超え、グッズ販売や関連イベントを含めれば10億円を超える一大イベントとなった。
「社長(ニッポン放送代表取締役社長・檜原麻希氏)も、やる前までは『大丈夫よ! 満員よ!』なんて言ってたけど、打ち上げで言ってたもん。『危なかった~!』って。終わるまで言わないってのは、さすが“ジャンヌ・ダルク”だよね」
ラジオの歴史を変えたオードリーの東京ドームライブだったが、それを支えたのは主催であるニッポン放送の「決死の覚悟」だったようだ。
(文=新越谷ノリヲ)