女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「人間関係」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2022年10月16日 記事は取材時の状況)
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こんにちは、コラムニストのおおしまりえです。
30代、40代、と大人の階段を登っていくと、当然ながら結婚する人が増え、恋愛とは距離ができることがほとんどです。そんな中でも、ときどき「いつまでも恋愛現役!」という勢いのままに、恋や愛を謳歌(おうか)している人もいます。
とても素敵なこととはいえ、中にはハタから見てちょっと痛々しいタイプの恋愛を続ける男女もいるような。それってどうなの!? ということで、恋愛相談を受けることも多い、渋谷のワインバー「BAR BOSSA(バールボッサ)」店主で作家の林伸次さんに、筆者の思う大人の痛々しい恋愛について聞くと、意外とポジティブな話が出てきます。
◆大人になっても“痛々しい恋愛”をしている人とは
おおしまりえ(以下、おおしま):大人からの恋愛って、素敵だなと思える一方で、ちょっとそれは…と思うような痛々しいタイプもあると思うんです。
私の周りだと、ある40代女性は、彼への心酔がすごくてSNSがポエム化しちゃってるケースがありました。気持ちが若くて純粋だなあとは思うんですが、一方で「いい大人がどうした!?」って思ったりしています。
林さんの周りにも、そういったちょっと痛々しい恋愛をされている人っていますか?
林伸次さん(以下、林):いますね。でもね、僕はもうそういう恋愛は一種の中毒だと思っています。タバコやお酒と同じで、恋愛中毒だろうなと。
◆盛り上がってパッと破局する、一連の快感が忘れられない
林:というのも、こちらはあきれ気味で見ているのですが、本人は周りの目は全く気にしていなくて、ただただ楽しそうなんです。「こんな人と知り合って~デートはこうで~こんな風に誘われて~」とかって、いつも言っているんです。