日本の陸上界はこれから駅伝とマラソンのシーズンを迎える。来年の箱根駅伝は全国の大学が参加可能となり、例年以上に注目が集まっているが、世界に目を向ければ、男子マラソンでとんでもない世界記録が誕生した。
8日に行われたシカゴマラソンで、ケルビン・キプタム(ケニア)が2時間0分35秒の世界新記録で優勝。いよいよ“2時間切り”が視野に入ってきたのだ。
優勝したキプタムは、ほぼ無名で出場したデビュー戦で世界歴代3位(当時)の2時間1分53秒で優勝すると、今年4月のロンドンマラソンで世界歴代2位の記録を叩き出し、再び優勝。そして3戦目では記録更新に成功し、2時間0分台突入を果たした。