◆気まずくて、引っ越しも考える日々
「後日別の菓子折りを持って改めて謝罪に行ったのですが、相手は不機嫌そうなまま…当然ですよね。水漏れさせたうえに失礼なことをしてしまったんですから…」
さらに、周囲の住人にも水漏れ+御供事件が知れ渡ってしまったようで、ヒソヒソされているように思えてきました。ちょっとそれは考えすぎでは…という気もしてきますが、きっと健斗さんはマジメな人なんでしょうね。
「完全に僕に落ち度があるのですが、流石に母を亡くしたショックの上でこの状態は耐えられそうにありません。もう少し落ち着いたら引っ越すことも考えていますが、母との思い出があるマンションでもありますし…」
様々なことが重なり偶発的に起きてしまったご近所とのトラブル。健斗さんと女性の関係はまだ良い方向に進む気配がなく、今後どうしていくべきなのか模索中とのことでした。
―シリーズ「ご近所・ママ友とのトラブル」―
<文/大杉沙樹>
【大杉沙樹】
わんぱく2児の母親というお仕事と、ライターを掛け持ちするアラフォー女子。昨今の情勢でアジアに単身赴任中の夫は帰国できず。家族団欒夢見てがんばってます。