自制心のない人の特徴・意味1【感情の波が激しい】
ではここから、自制心のない人の特徴を見ていきましょう。自制心がないということは、感情や欲望のコントロールができないということ。
自制心のない人はその日の心理状態によって、コロコロと気分や態度が変わります。そうした目に見える気分や態度は、本人がその心理に振り回され、もがき苦しんでいるサインとも言えます。
自分の思い通りにならないと、なりふり構わず大声を出したり、物を投げたり、車の運転が荒くなったり…いくらイライラしているからと言っても、周囲の迷惑になっては目も当てられません。
自分で感情や欲望をコントロールできない自制心のない人は、周囲が何を言っても聞く耳を持ちません。そんな態度を繰り返しているうちに、周囲からの信用を失っていく羽目になるのです。
自制心のない人の特徴・意味2【浪費グセあり】
節約方法は身についているのに、なぜかそれを上回る浪費をしてしまう。典型的な自制心のない人の行動です。彼らはお金があれば、たいして欲しくないものでも、つい買ってしまいます。
「欲しいから買う」と、本能に基づいての行動なのです。後先はまったく考えず、むしろ「なんとかなるさ」という甘い考えが渦巻いています。
下手すると、クレジットのキャッシング機能を使ってでも、衝動的にほしいと思った物を手に入れようとする人もいます。
年収のある人ほど浪費グセの激しい傾向があり、それはストレスと欲望のバランスがうまくとれていないことが考えられます。衝動買いで結果貧乏になっているのでは意味がないということを、早々に悟るべきなのです。
自制心のない人の特徴・意味3【時間にルーズ】
自制心のない人には、時間にルーズな人が多く見受けられます。待ち合わせ時間に遅れるのはもちろん、朝決めた時間に起きられないのも、時間にルーズと言えます。
根本的に、彼らには「ちょっと待たせても大丈夫でしょ」「後5分くらい寝ても問題なし」といった、根拠のない自信と心理が根付いています。
だから、遅れるとわかっていながら、出かける準備を早める努力もしないし、前日に早く寝ようともしません。
そして遅れたら遅れたで、「ちょっと疲れてて…」「いろいろあって…」といったふうに、言葉を濁して言い訳することがほとんどです。
要はサボリ心が働いて、自分を甘やかした結果に過ぎないのですが、遅れた責任を他の要因に押し付けようとするのもまた、自制心のない人の特徴なのです。
自制心のない人の特徴・意味4【だらしない体型】
でっぷりとしたお腹周り、動くたびに揺れる脂肪…そんな体型の人を見て、はたして「節制できる人なんだな」と思う人はいるでしょうか?
「食」は最も自制心のある・なしを問われる項目です。自制心のない人は、自分の欲望のままに好きな物を食べ続ける傾向があり、その結果、だらしのない体型になってしまいます。
しかも食べる量が多いだけならともかく、栄養バランスも何も考えていません。
「ちょっと食べるの控えた方がいいんじゃない」なんて指摘しようものなら、「食べたいんだから仕方がないでしょ!」と逆ギレする始末。
ダイエットするにしても、根本的マインドを変えない限り、痩せるなんて夢のまた夢です。このマインドのまま始めても、「今日はダルいから運動するのやめよ」と、言い訳ばかりになるのは目に見えています。