アヤソフィアやブルーモスク、トプカプ宮殿をはじめとする、イスタンブールの人気観光スポットを、トリップノートの9万3千人を超えるトラベラー会員(2024年2月現在)が実際に行っている順に、人気ランキングでご紹介します!

1位:アヤソフィア

アヤソフィア

アヤソフィアの歴史は古く537年、ユスティニアヌス皇帝の時代にビザンツ様式の聖堂が完成しました。ギリシア正教の大本山として人々の信仰を集めましたが、メフメト2世が1453年にコンスタンティノープル(現イスタンブール)を攻略して以来、聖堂はモスクに改修され、ムスリム(イスラム教徒)の祈りの場となりました。

photo by miamiaさん

その後、トルコ共和国初代大統領のアタテュルクによってモスクは博物館に転用されましたが、2020年7月より再度モスクに転用されることとなり、以降は毎日の礼拝の時間を除き、無料で入場できるようになりました。

2位:ブルーモスク

photo by Sammyさん

アヤソフィアの向かい側にあるのが、ブルー・モスクという愛称でも親しまれているスルタンアフメット・ジャーミィです。天に突き抜けるような細長い6本のミナーレ(尖塔)からは、毎日礼拝の時間になるとアザーン(礼拝を呼びかける声)が街中に響き渡ります。

photo by なでさん

モスク内部の装飾には2万以上のイズニックタイルが使用されており、このタイルの青の美しさ故にブルー・モスクと呼ばれているのです。260もある小窓から差し込む光が、堂内を一層美しく神聖な空間にしています。

3位:トプカプ宮殿

トプカプ宮殿 美しいタイルに注目

オスマン帝国時代のスルタン(皇帝)たちの居城として、約400年ものあいだ政治や文化の中心として栄えた、トルコの歴史上とても重要な場所。スルタンが代わるたびに、新しいスルタンが必要に応じて増築を繰り返したため、宮殿内には大小様々な建物がいくつもあります。まるでひとつの街を散歩しているかのような感覚で見学することができます。

トプカプ宮殿 ハレムの一室

各建物、各部屋ごとにデザインが異なるタイルの模様やアラビア文字にも注目。また日本でも放送され話題を集めた、トルコの宮廷歴史ドラマ『オスマン帝国外伝』の舞台となったハレムも見逃せません!