年末のスケジュールが気になるところ(写真:サイゾーウーマン)

 毎年、大みそかに放送されている年末の風物詩『NHK紅白歌合戦』(以下、『紅白』)。昨年は、旧ジャニーズ事務所(現STARTO ENTERTAINMENT)創業者・ジャニー喜多川氏(2019年に死去)の性加害問題を受け、1979年以来44年ぶりに所属タレントは不出場となった。一方で、「第75回」を迎える今回はSTARTO勢が出演する可能性も浮上しているという。

目次

・NHK、STARTOタレントの番組起用を再開報道
・Snow Man、『紅白』出場有力視にファン憤慨

NHK、「『紅白』見据え」STARTOタレントの番組起用を再開報道

 10月11日、NHKサイドは『紅白』司会者とテーマを発表。司会は2年連続となるお笑い芸人・有吉弘行に加えて、24年前期の連続テレビ小説『虎に翼』でヒロインを演じた伊藤沙莉、現在放送中の『おむすび』(24年後期)の主演・橋本環奈が担当。また、鈴木奈穂子アナウンサーが進行を務めるという。

 番組公式サイトでは「あなたへの歌」をテーマに、「メジャーもマイナーも、国も性別も、時代にもとらわれることなく、他でもない『あなた』へひとりひとりに最高の歌をおくります!」(原文ママ、以下同)と、視聴者に呼びかけている。

 今年はSTARTO勢の出演にも注目が集まる中、「日刊スポーツ」のウェブサイトが15日午前3時に「NHK『STARTO ENTERTAINMENT』所属タレントの起用を再開方針『紅白』も」と題した記事を配信。性加害問題の影響により昨年の『紅白』を含めて、NHKの番組にはSTARTOのタレントが出なくなっていたものの、「所属タレントの番組起用を再開する方針」だと伝えた。

 9月18日の定例会見で、NHKの稲葉延雄会長は被害者補償会社・SMILE-UP.社の藤島ジュリー景子氏(元ジャニーズ事務所社長)が関連会社4社の会長職を全て退任したことを受け、状況は「進展している。もう少し細部の判断をチェックしていきたい」と回答していたとのこと。