ファンデーションブラシ
ファンデーションブラシには、薄くて平らな平筆や、毛が密集し断面がフラットになったブラシなどがあります。平らなブラシはリキッドファンデーション向き。ツヤっぽくナチュラルに仕上がります。
フラットなブラシは、クリームやパウダーファンデーション向きで、顔の凹凸にフィットし、毛穴をカバーしてくれます。
肌にファンデーションを点置きし、顔の中央から外側へ伸ばします。ファンデーションブラシのいいところは、素早く均一に、薄付きに塗れること。スポンジよりもファンデーションを吸わないので、少なめにのせましょう。
パウダーブラシ
ファンデーションのあとに、フェイスパウダーをのせるブラシです。大きくて柔らかいものが一般的です。
パフよりもパウダーの量を調整しやすいため、粉っぽく白浮きしにくいです。ブラシにパウダーをふくませたら、そのまま肌にのせるのはNG。
ティッシュや手の甲でパウダーをなじませ、ブラシの奥まで粉を含ませてから肌をなぞるようにのせます。最初に触れたところにパウダーが多く付くので、テカリやすい額からのせていきます。
アイシャドウブラシ
アイシャドウブラシは、大きさ、毛質、用途も多種多様。どのブラシを使うかによって、同じアイシャドウでも発色が変わります。
付属のチップより、ムラなく色をのせられるので、メイクの仕上がりが繊細になります。
柔らかい毛質のブラシは、発色がソフトでぼかしやすいです。硬めのブラシは、しっかり色がのります。
たとえば、まぶた全体にベースカラーをのせるときは、大きめのブラシでふんわりと。
アイシャドウのグラデーションを作るときは、毛足が長く、柔らかいブラシでぼかします。
小さくてコシのあるブラシを使えば、まつ毛の際に入れたアイライナーをぼかしたり、アイシャドウでなぞったりできます。
チップを使うよりも、美しいラインが簡単に描けます。