切手はどんなときに使うのか?【種類】
電子メールや宅配業者の進出により、現代の日本の暮らしでの切手の種類や郵便物の取扱量は大幅に減っています。しかし、郵便というのはもともと官庁が行っていたシステムですから、公共性の高いものになっています。
何らかの重要な書類ではいつ書類が受取人に届いたのかが重要になってきます。例えば、契約書の類が挙げられるでしょう。
さらに日本の役所関係は郵便や書面に対して一定の信頼をおいています。住民票や戸籍謄本などの交付をわざわざ役場へ行って手続きする人もいますが、遠くに引っ越した場合などは大変です。
戸籍謄本は本籍地でしか取れませんから、本籍地のある役場へ行かなくてはいけません。住民票の住所と本籍地の住所は別です。
切手で戸籍謄本を取り寄せる
本籍地が住んでいる場所から遠い場合には、切手と封筒を使って戸籍謄本を取り寄せる方が便利です。書類の重さも軽いので84円切手で足りるでしょう。
結婚を機に隣の県に引っ越したぐらいなら直接、役場へ行ってもいいですが、もともと東京に住んでいたのに九州へ嫁いだといったケースでは、旅費だけでも大変です。
やはり、切手と封筒を使って、もともと暮らしていた東京の役場から取り寄せる方が楽でしょう。しかも、切手は全国で一律の値段なので、金額も気にする必要がありません。
戸籍謄本は、いつ使うの?
いい例がパスポートの申請です。一日に何万回も飛行機の離発着が繰り返される現代社会の暮らしでは、海外へ行く人も多いでしょう。
また、ハネムーンでは国内より海外の方が圧倒的に人気です。たとえ、結婚式は挙げなくても、ハネムーンぐらいは行きたいですよね。
そんなときに決まって持ってないのがパスポートです。結婚するカップルというのは、たいてい性格や趣味が真逆です。
自分は海外に何度も行ったことがあるのに相手は一度も行ったことがないというケースもざらです。そんなときは切手を使って戸籍謄本を取り寄せると便利です。
【コンビニ切手】コンビニでの切手の買い方は?
全国で5万店舗以上あるコンビニで切手が販売されていると知っていれば、わざわざ郵便局に行く必要はありません。A4二枚ぐらいの書類なら、封筒に84円切手を貼ればOKです。
コンビニでの切手の買い方:
1.コンビニのレジへ
2.店員さんに切手の種類を注文
3.支払い
買い方は意外とカンタンですね。間違っても文房具コーナーをウロウロしないようにしましょう。
切手はたいていのコンビニで売られているので、とりあえずレジで切手があるかどうか聞いてみるのがいいでしょう。
【コンビニ切手】どんな種類の切手が買えるの?
コンビニで販売されている切手には、何種類の切手が販売されているのでしょうか。
郵便局のように全種類あるのか、数種類の切手しか置いてないのか気になる人もいるでしょう。せっかくコンビニを見つけたのに希望の金額の切手が購入できなければ水泡に帰してしまいます。
また、ファミマやローソン、セブンイレブンで切手の種類に違いがあるのかもチェックしておきたいですね。
【コンビニ】セブンイレブンが一番買いやすいのか?
コンビニ店舗数が日本で最も多いセブンイレブンの公式ホームページでは、「各地域や店舗によって異なるため、店舗にお問い合わせください。また販売していない店舗もあります」と記載があります。
そうすると実際にセブンイレブンの店舗に行くしかありません。
セブンイレブンの経営方法として”ドミナント戦略”というのがあります。たとえ、車で運転中に一軒目のセブンイレブンを逃しても2,3キロ先にまたセブンイレブンがあるのです。
このようにある程度、交通量の多い通りには、店舗を一定距離ごとに配置しています。いわゆるお客さんの取り逃しを防ぐわけです。
お客さんからして見れば、切手が変えれば、セブンイレブンでもローソンでもファミマでもいいわけです。しかし、セブンイレブンはそこに目をつけました。
ある程度、エリアごとに固めた店舗配置をとることで、集客力を高めたのです。結果として、セブンイレブンで切手を買うパーセンテージが上がるという訳です。
しかし実際には、ほとんどの店舗で切手を取り扱っているようなので、買えないということは稀かもしれません。