相談窓口の開設により、空き家が適正に管理、活用、解消され、空き家に関する諸問題の解決を図ると伴に、地域の活性化と、誰もが住みやすいまちづくりの促進に寄与していく。
「アキカツカウンター」の特徴
「アキカツカウンター」は、空き家活用社に所属する「空き家専門アドバイザー」が中立の立場で、空き家所有者の空き家に関するどんな内容の相談にも対応する無料のサポート窓口だ。自治体との協定の基に運営しているため、所有者にとっても安心で安全なサービスとなっている。
空き家であれば、地域、状態、課題を選ばすどんな物件でも相談できるのが特徴。所有者の悩みを理解・整理し、空き家をカルテ化することで、相談者へ解決できる事業者の案内や物件を利活用したい人とのマッチングを行う。所有者、利活用者、事業者は無料(※)で登録できる。
なお、相談した空き家所有者は、所有する空き家を起因とする対人・対物事故が発生した時に賠償を補償する「空き家いったん安心保険」に1年間無料で加入することができるため、すぐに空き家の処分を判断できない場合などに、事故の不安を軽減した上で空き家の対処を進めることができる。
紀宝町・西田健町長の言葉
紀宝町の西田健町長は、空き家活用社に対して、「当町では、平成27年度から空き家を有効に活用し、移住定住の促進を図るため、また、管理不全空き家の発生抑制のため、空き家バンク制度などを推進してまいりました。また、令和4年度には、『紀宝町空家等対策計画』を策定し、地域住民の生活環境を守るため、空家等の適正管理及び管理不全空家等への対応、空家等の利活用促進など諸課題について取り組んでおります。
この度、多くの自治体との連携の実績がある御社との事業連携により、空き家活用社のノウハウの提供や情報発信などでご協力賜る中で、より一層空き家バンクの活性化等、空き家対策が講じられる安心安全な暮らしやすいまちづくりが推進されることを大変期待しております」とコメントしている。