空き家の所有者、地域、事業者、自治体を繋ぐマッチングプラットフォーム「アキカツナビ」を運営する空き家活用社は、10月1日(火)に、三重県紀宝町と「空き家対策に関する事業連携」を締結した。

空き家専門の相談窓口を開設

今回の空き家活用社と紀宝町の協定により、空き家活用社が持つ空き家の利活用等のノウハウを生かし、官民が連携し、同町内の空き家対策の推進を図る取り組みを行っていく。


また、この協定を機に空き家活用社は、同町内の空き家の適正管理や利活用に関する啓発活動を行うとともに、空き家専門の相談窓口である「紀宝町アキカツカウンター」を11月1日(金)に開設する。


これにより、空き家の所有者やその利活用者に対し、個別の事情に合わせた具体的な活用方法の提案と、中古住宅市場における空き家の流通を促進。所有者、利活用者、地元企業を繋ぐネットワークの構築を目指していく。

空き家問題が顕著化する昨今においては、2023年12月に「改正空家特措法」が施行され、4月1日(月)より相続登記が義務化されるなど、土地や建物を所有・相続する人々が、不動産をより適正に管理することが求められる状況となっている。

空き家活用社は、空き家対策の専門企業として、空き家を所有する人や空き家を相続する人が相談しやすい環境をつくり、未流通の空き家を掘り起こすことで、中古住宅市場の活性化を図ると伴に、空き家等の解消及び発生が抑制される仕組みの構築を促進していく。

「紀宝町アキカツカウンター」について


「紀宝町アキカツカウンター」は、紀宝町内に空き家を所有する人、同町内の空き家を相続する人、同町内の空き家の利活用を検討している人のための空き家専門の相談窓口。

所有している空き家について、どこにどのような相談をしたらよいかわからない人などに、相続登記から家財の整理に至るまで、幅広い分野の相談に対応し、解決方法を提案する。