麺の上には、肉みそやガーリックチップ、キクラゲなどがのっています。

【田所商店 タンタンメン部】黒い「山椒味噌担々麺」を実食

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表面は澄んだ油で覆われています(写真:サイゾーウーマン)

 「旨痺」とはどんな体験ができるのだろうか……とワクワクしながらスープを一飲みすると、山椒の風味がこれでもかとダイレクトに感じられておいしい!

 逆に言えば、山椒がそこまで好きじゃない方は、口の中が大変なことになるかも? それほどまでに「THE 山椒」なスープです。

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中太のちぢれ麺(写真:サイゾーウーマン)

 麺にも山椒風味がよく絡んでいます。もう山椒のビリビリから逃れられません。

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味噌漬けチャーシュー(写真:サイゾーウーマン)

 「味噌漬けチャーシュー」は3枚のっていました。

 スタンダードな田所商店には「味噌漬け炙りチャーシュー麺」というメニューがありますが、こちらは炙っていないもよう。チャーシュー自体は同じものでしょうか? とても柔らかく、スープに浸して食べるとたまりません!

 このラーメンは唐辛子の辛さは弱めながら、山椒でみるみる口の中の痺れ度が増し、完食後もしばらく口内が山椒に占拠されていました。この超刺激的な体験は貴重です!

【田所商店 タンタンメン部】スープが4種類から選べるのが魅力

 うな重には山椒を多めにかけるタイプの筆者ですが、ここまで山椒をダイナミックに味わったのは初めて。

 山椒強めの麻婆豆腐はよくありますが、今回食べた担々麵は“辣(唐辛子などで感じる辛さ)”が弱い分、これでもかと“麻(山椒などで感じる痺れ)”を楽しむことができます。中毒性があるのか、数日後にはまた食べたくなってしまいました。

 また、田所商店 タンタンメン部は、スープの味をまったく異なる4種類から選べるため、山椒の辛さが苦手な方や、そもそも辛い担々麺が苦手な方でも安心しては入れるのも魅力。その点は、「味噌を選ぶ」というマニアック感がある田所商店と共通するものを感じます。