ココイチの公式サイトで数値を見てみると、「ポークカレー」(税込646円)のカロリーは714kcalで、「ビーフカレー」(税込794円)は829kcal。見た目はほとんど変わりませんが、ビーフカレーのほうが100kcal以上高くなっていますね。また、気になるポイントとしては、どちらも食塩相当量が3.2gとやや高め。福神漬けを食べすぎないように注意したり、塩分量の少ないトッピングを選ぶなどして、調整するといいでしょう。

――ではまず、グランドメニューの中から、栄養素の面から見た「ベスト3」を教えてください。

川村 納豆とオクラ山芋がのった「ネバネバ三昧カレー」(税込776円)が特によさそうですね(※現在は販売していません)。大豆のタンパク質や鉄と食物繊維、そして、オクラ山芋でも食物繊維をプラスすることができます。ポークカレーのタンパク質が11.5gなのに対し、ネバネバ三昧カレーは19.5gなので、栄養バランスを取るにも優秀なメニューです。

タッチパネルでの注文画面(写真:サイゾーウーマン)

 カロリーを抑えつつ、タンパク質やミネラル類をプラスしたい場合は、魚介類を使ったメニューがおすすめ。中でも「たっぷりあさりカレー」(税込858円)は、魚介類が好きな方に喜ばれそうですね。本当は野菜がもうちょっと欲しいところなので、サイドメニューのサラダやトッピングで補いましょう。

また、どうしてもお肉が食べたい場合は、比較的脂質が少なめな「チキンにこみカレー」(税込934円)を選ぶとよさそう。この3品が、特におすすめできるグランドメニューです。

 ちなみに、もっと極端に炭水化物を抑えたい人は、ライスの代わりにカリフラワーを使った「低糖質カレー」(税込725円)というメニューもあります。糖質を気にされる方や、頻繁にココイチに行く方は、こういったメニューを活用するのもアリだと思います。

【ココイチ】プロが選ぶおすすめトッピングは?

写真AC