国内外合わせて1,400店舗以上を展開するカレーライス専門チェーン店・カレーハウスCoCo壱番屋。豊富なトッピングメニューで迷ってしまう人も多いのでは? 栄養面から見た“ベストチョイス”を管理栄養士・川村郁子先生に聞きました。
目次
・【ココイチ】業績は?
・【ココイチ】プロが選ぶメニューベスト3
・【ココイチ】プロが選ぶおすすめトッピング
※2020年11月6日初出の記事を再編集しています。
【ココイチ】業績は?
「カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)」を運営する株式会社「壱番屋」。店舗数は、2024年8月末時点で国内1,199店、海外214店と一大チェーン店です。
2024年3〜8月の連結決算は、売上高が前年同期比10.4%増の295億円と過去最高を記録しました。一方で、営業利益は減益。原材料の仕入れ価格上昇や物流費の増加などが原因とされています。連結経常利益は前年同期比4.1%減の24.9億円に減少。最終利益は10%増と増益となっています。
壱番屋は、8月にココイチ商品の値上げを行ったことで売上高が伸びたと考察されます。
【ココイチ】メニューベスト3
コロナ禍での外出自粛をきっかけに、テイクアウトをよく利用するようになった人も多いのでは。特にカレーは手軽にがっつり食べられることもあり、人気が高いようです。そこで今回は、カレー専門チェーン店の“王者”ともいわれる「カレーハウスCoCo壱番屋(ココイチ)」にスポットを当て、栄養面から見た“ベストチョイス”を管理栄養士・川村郁子先生に聞きました。
――「ココイチ」のカレーには、どのような栄養素が含まれているのでしょうか?
川村郁子先生(以下、川村) ココイチのベースになっているカレー(ポーク、ビーフ)は、お肉や玉ねぎ、炒める際の油脂、スパイスなどの調味料、ごはんという構成です。ここから摂取できる栄養素は、タンパク質、脂質、炭水化物などのエネルギー源、ビタミンやミネラル、食物繊維などの微量栄養素となります。