患者としては冗談じゃないことだが、人為的なミスを完全になくすことは難しいのかもしれない。
そのために過誤を防ぐために導入が進むのは「調剤監査システム」だという。伊藤が語る。
「処方箋データをシステムで読み取らせると、調剤した薬をAIによる画像判定、各薬についているコード検査、薬剤の重量計測によって、薬の種類や錠数が合っているかを確認してくれるものです」
処方箋と異なる薬を調剤した場合、警告画面とブザー音で薬剤師にエラーを通知するという。
しかし、それでも調剤ミスがなくならないのは、薬局での過酷な勤務体制があると、薬剤師たちが口をそろえる。
「薬剤師が一人休むと、現場はまわりません。普段からギリギリの人数でやっており、トイレを我慢することもあります。そういった状況が集中力の低下を招き、過誤のリスクを高める要因となっていると感じます」(鈴木)
私も、早くしてくれ、遅いなどといわず、じっと待っていることにしよう。
ところで、体調不良と称して、すべてのレギュラー番組を降板していたお笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二(41)だったが、「不同意性交と不同意わいせつの疑いで書類送検した。捜査関係者への取材でわかった。斉藤メンバーは体調不良を理由に、9月から活動を休止していた」(朝日新聞Digital10月7日 10時00分)
私は競馬が好きだから、土曜日の12チャンネルの『ウイニング競馬』を見ているが、斎藤が突然番組を降りて不思議に思ったが、病気なのだろうと思っていた。
だが、破廉恥罪で取り調べを受けていたのだ。
所属する吉本興業はそのことを知っていたはずだが、隠していたのだろう。
「捜査関係者によると、斉藤メンバーは今年7月、東京都新宿区で、停車中の車内で、同意を得ずに20代女性に性的暴行を加えた疑いがある。当時、車内には2人しかおらず、女性が新宿署に相談して事件が発覚した。
斉藤メンバーは容疑を認め、『軽率な行為で相手や家族に迷惑をかけたことを反省している』などと供述したという。女性は『許すことは絶対にできません』と話しているという」(同)