仕事でも趣味の場でも、「人徳がある」と思わせる人物はいませんか?もしくは、あなた自身がそう言われたことがあるかもしれませんね。人徳者と思わせる人たちには、ある特徴があります。この記事で、人望と人徳の意味の違い、人徳のある人の特徴を21コご紹介します。
人徳のある人=人望のある人?彼らにはどんな特徴がある?
自然とまわりに人が寄ってくる人っていますよね?彼らはいわゆる人徳者であり、特にすごいことをしているわけではないにしても、たくさんの人に慕われています。
似たような意味を持つ言葉に「人望」があります。使い方が混乱しますが、ざっくり分けると、どちらも「いい人」であることに変わりはありません。
細かく分けると、人徳には「その人に本来備わっている徳」の意味があり、人望は「他人から寄せられる、期待や尊敬、崇拝の念」の意味があります。人徳は生まれつきの意味が強く、人望は他人からの評価で積み上げられる意味が強いですね。
普段の使い方としては、人徳も人望もそれほど差はないと考えていいでしょう。今回は、人徳のある人の特徴について触れていきます。
あなたのイメージする人徳者に、どれぐらい当てはまるでしょうか?
これぞ人徳者!人徳のある人の特徴1
【自分よりも他人を優先する】
人徳のある人の特徴その1は、自分よりも他人を優先することです。
たとえどれほど自分が辛くとも、人の心に寄り添い、相手の立場に立って行動することを厭いません。人徳者としての精神性・崇高性がよく表れていますね。
人徳者にとって、他人のために行動するのは当然のことで、そこにエゴはほとんど見られません。
「他人を助けることを優先できるなら、自分はどうなっても構わない」という自己犠牲の精神と言い換えることもできます。
他人のために動くことで、その徳が自分の元に返ってくるのです。
これぞ人徳者!人徳のある人の特徴2
【人好きのする性格・雰囲気】
人徳のある人の特徴その2は、人好きのする性格・雰囲気を持っていることです。
いつも穏やかな口調で、ニコニコ笑って話をする人や、仕事で凛とした品性を感じさせる人は、男女問わず多くの人を惹きつけます。
「道路に唾を吐いて歩くのが当然」というような人と、お近づきになりたい人はいないと思います。人としての品やマナーがある人は、多くの人に安心感を与えます。
安心感があるということは、警戒心を抱かずに済むということ。人好きのする人は他人に愛され、また自身も他人を愛するものなのです。
これぞ人徳者!人徳のある人の特徴3
【他人のことを悪く言わない】
人徳のある人の特徴その3は、他人のことを悪く言わないことです。
たとえ本人の目の前でなくとも、悪口を発している時点で気分のいいものではなく、負の感情を呼び起こしてしまいます。
人徳のある人は、そもそもそうした負の感情が湧き出てこないこともあり、他人のことを悪く言うことがありません。
また、そんな感情が沸き起こったとしても、悪口を言うことで、まわりを不快にさせるだけだとわかっているので、口を閉ざしていることが考えられます。
なんにせよ、負の感情をコントロールできるくらい、精神的に高い位置に自らを置いている人と言えます。