1.ベースメイクは化粧下地とパウダーだけ
ファンデーションを塗ると、どうしても厚塗りになって老けて見えるので、化粧下地とパウダーだけでベースメイクを済ませているという方が、大人世代には意外と多いと思います。
休日のちょっとそこまでのメイクなら問題ありませんが、仕事や学校行事などのオフィシャルなシーンでは、きちんと感が少し足りず、どこか生活感のある印象に見えて、大人世代にとっては老け見えの原因になります。
ピンクベージュやオレンジベージュなどの化粧下地で血色感のベースを仕込み、ファンデーションを顔全体ではなく、目の下の三角ゾーンに塗ります。この三角ゾーンが綺麗に整っていると、視覚効果で肌全体が綺麗に見えるので、この部分は少し厚みを持たせて大丈夫です。
ブラシやスポンジに残ったファンデーションを、おでこや鼻、口角に塗りましょう。今まで下地とパウダーだけだった方は、これでも濃く感じるかもしれませんが、ナチュラルだけどきちんと感もある仕上がりなので、安心してくださいね。
2.アイメイクはマスカラもアイラインも明るいブラウン
優しい印象に見せたい、ケバく見えたくないなどの理由から、アイラインもマスカラも明るいブラウンを使っていませんか?
確かに、明るいブラウンはブラックやダークブラウンと比べて、やわらかい印象に見えますが、目のフレーム感がぼやけてくる大人世代が使ってしまうと、全体的に締まりのない、ぼやっとした目元に見えてしまいます。
アイラインは、ダークブラウンで黒目の外側から目尻に向かって描き、まつげの間も埋めましょう。まつげの間は一筆書きでは上手くいかないので、細かく左右に動かしながら、点と点をつなげていくようなイメージで埋めていきましょう。
マスカラは、ダークブラウンか、透け感のあるブラックでセパレートロングを意識して塗ります。優しい印象に見せたい場合は、ダークブラウンの中でも、赤みのあるダークブラウンを選びましょう。