唇から全身まで、神経をはりめぐらせて一貫した動作を繰り返した松山。第129回と続く最終回で桂場が、本編の最終カットで、カメラと視聴者に一番近い前景におさまっていたことが感動的だった。

<文/加賀谷健>

【加賀谷健】

音楽プロダクションで企画プロデュースの傍ら、大学時代から夢中の「イケメンと映画」をテーマにコラムを執筆している。ジャンルを問わない雑食性を活かして「BANGER!!!」他寄稿中。日本大学芸術学部映画学科監督コース卒業。Twitter:@1895cu