全てが休刊になる前に『週刊誌への挽歌』という本でも書きたいと思っている。
さて、今週も順位なし。早速いこう。
快挙である! 真田広之(63)が主演・製作したドラマ『SHOGUN将軍』がエミー賞を作品賞を含む18部門で受賞した。
真田はスピーチで、力強く、「これまで時代劇を継承してきてくれたすべての方々に御礼を申し上げる」といった。
真田は常々、「早くジジイになりたい」といっていたという。
それは、老け役ではなく、アメリカのショービジネス界で威厳を持ち、企画を通せる立場になりたいということだったそうだ。
そのために努力してきた。『将軍』の企画が通った時、衣装がかりから床山まで日本から呼び寄せた。
次に使ってもらえなくなるのを恐れて、制作側に注意できない。そんなことは絶対しないという真田の熱意と演技力が、字幕になれないアメリカ人の心を捉えたのである。ディズニーのドラマだから、アカデミー賞は難しいのだろうが、快挙であることは間違いない。
さて、「猿は木から落ちても猿だが、代議士は選挙に落ちればただの人だ」といったのは大野伴睦だが、日本維新の会の元代議士・椎木保(58)は、ただの人ではなく中学1年の少女に「性的暴をした容疑」で逮捕されてしまった。
8月20日に、東京・歌舞伎町の路上で、中1の少女に、「2万円あげるから遊ぼう」と声をかけ、カラオケ店で犯行に及んだというのだ。
店長が警察に知らせ、警官が駆けつけたが、任意同行に応じないで立ち去ったというから始末が悪い。
捜査に時間がかかったのだろう、逮捕されても「性交はしていない」と否認しているそうだ。
警察発表は「住所不詳」。椎木は山一證券に入りすぐ退職して小中高の教師になり、その後、教育委員会などで仕事をしているうちに、当時の橋下徹大阪市長に共感して政治の世界に飛び込んだ。公募で維新の候補になり千葉3区で初当選したが、4年弱の在職期間も存在感ゼロだったという。