ふたを取った「出汁と卵が自慢のロースかつ重」のアップ(写真:サイゾーウーマン)
名前の通り出汁の効いた甘めの味付けとなっているカツ煮(写真:サイゾーウーマン)
スーパーの作り置き商品らしく、しっかりと固まった卵をカツやご飯とともに食べると、少し懐かしい味わいです(写真:サイゾーウーマン)

 ちょうど近頃「小僧寿し」の取材でかつ丼を食べ、絶賛したばかりの筆者でしたが、「ジョイフーズ」の「出汁と卵が自慢のロースかつ重」は、やはり作り置きということもあり、それよりは一段落ちるクオリティという印象。

 とはいえ、特売ということもあるのでしょうが、421円で楽しめる味としては十分アリだと思いました。また、専門店でありがちな半熟状態ではなく、しっかりと固まったカツ煮の卵は、それはそれで少しノスタルジーを感じるような味わいで、個人的には好みです。

ベルク「柔らかロースかつ重」399円

※2023年12月6日の情報です。

 「柔らかロースかつ重」はベルク全店で年間300万食を販売していて、昆布とカツオなどを配合した秘伝の出汁が使われているんだとか。愛され続けて三十余年の大人気商品だそう!

卵の黄色、三つ葉の緑、容器の赤が鮮やか(C)サイゾーウーマン
あれ? 肉はどこ……(C)サイゾーウーマン

 断面を見ると、衣の厚さが気になります。早速、一番分厚そうな真ん中の切り身を取り、衣をはがすと……残ったのはペラペラの豚肉で驚き。もしや、オーケーが肉厚なだけで、スーパーのかつ重ってこんなもんなのか?

 ただ、「地域密着型スーパー」を謳っているだけあり、箸休めの柴漬けを添えたり、「小盛りサイズ」を展開したりと、あらゆるニーズに応えるための気遣いが感じられました。

とんかつの厚さは2センチ強あるが……(C)サイゾーウーマン
衣をはがすとペラペラに……(C)サイゾーウーマン

見た目 ★★★☆☆
食感 ★☆☆☆☆
味付け ★★★☆☆