昨年末に報じられたスキャンダルがきっかけでダウンタウン・松本人志が活動休止に入り、“ポスト松ちゃん”の創出が急務となったバラエティ界。各局が対応に追われる中、まずそのレースの先頭に立ったと言えるのが千鳥だろう。
『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)では松本活動休止の翌週から大悟がMCを務め、今年3月からは『すぽると!』(同)でも「キャプテン」として活躍している千鳥。多数のレギュラーを抱える現在だが、千鳥の「本当の人気番組」はどれなのか。放送時間帯や裏番組が関係ない配信サービス「TVer」のお気に入り数を基準に、ランキングを作成してみた。
9位『ぴったり にちようチャップリン』(テレビ東京系)11.8万
9位はテレビ東京系の深夜で脈々と続いている若手ネタ番組『チャップリン』シリーズの最新番組『ぴったり にちようチャップリン』。まだまだ全国に知られていない若手の新鮮なネタが披露される、お笑いファンには貴重な番組だ。MCに内村光良、土田晃之、千鳥、ハリセンボン、アンガールズ・田中卓志と過剰なまでに豪華な顔が並ぶ。
8位『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)33.2万
昨年の『27時間テレビ』でベース番組に採用され、フジテレビバラエティの看板ともいえる人気番組だが、TVer上では意外にもお気に入り33万程度。さまざまなゲストによるカラオケ企画がメインだが、ほいけんたらのスターを輩出し「『鬼レンチャン』に出ると地方営業が増える」という都市伝説も生み出している。
7位『いろはに千鳥』(テレビ埼玉)33.7万
放送10周年となる、千鳥にとって初の関東冠レギュラー番組。スタート当初から変わらない「1日8本撮り」といった過密スケジュールや、「千鳥にしては激安」というギャラにもかかわらず長寿番組となっているのは、千鳥の義理堅さと『いろはに』独特の空気感によるものだろう。2人はいまだに「ダイ山本」「ノブ小池」とクレジットされている。