彼女の親への挨拶【気をつけるべきマナー】
彼女の親に挨拶するときは、気をつけるべきマナーがあります。ここでは、なるべく押さえておきたいマナーについてまとめます。好印象を与えるためにも、ぜひこちらの項目に目を通した上で挨拶に伺うようにしてください。
マナー①服装
迷ってしまいがちな服装ですが、カジュアルすぎる服装でなく、清潔感のあるものであればこだわる必要はありません。スーツでも構いませんが、少し硬すぎると思われる場合もあります。スーツでいく場合は、相手方に事前に伝えて服装を合わせてもらうと良いでしょう。
マナー②訪問する時間
訪問する時間は、早ければ良いというものではありません。約束の時間ちょうどか3分前くらいに着くと良いでしょう。早くても5分前がベターです。反対に遅れる場合は、5分以上の遅刻であれば必ず連絡を入れるようにしたいところです。
また、訪問する前にはパートナーと一緒にお互いの最終的な身だしなみのチェックを行った後、携帯電話をマナーモードにするか電源を落とすのがポイントです。
マナー③挨拶・靴の脱ぎ方
対面したら、最初に彼女から自分を紹介してもらいます。このときは、「○○と申します。本日はお時間を頂きありがとうございます」 など、自己紹介をハキハキと聞き取りやすいスピードで話すようにしましょう。
招かれたら、「ありがとうございます。失礼します。」と言いおいてから前向きのまま靴を脱いで、玄関に上がってから靴の先が玄関の方を向くよう揃えて端の方に寄せましょう。
マナー④客間での席順
客までの席順も注意したいところです。まずは部屋に入る前に「失礼します」と一言添えましょう。席に着くように勧められたら、下座に座るのがポイントです。下座とは、入り口に最も近い席だと考えておくと良いでしょう。
もし上座に座るよう勧められても、「本日はご挨拶に伺いましたので」と丁重にお断りし、下座に座るようにしてください。それでもなお上座を勧められた場合は、勧められるままに上座に着席するのがベターです。
マナー⑤手土産の渡し方
家に上がったら、全員が着席するのを待って、もう一度挨拶しましょう。その後、手土産を袋や風呂敷から出して渡すのが礼儀です。
マナー⑥結婚の話の前に歓談
いきなり本題に入るのではなくて、まずは場を和ませるように歓談するのがおすすめです。結婚していない関係性ですから、相手方のことは「〇〇さんのお父様」「〇〇さんのお母様」と呼ぶようにしましょう。
あちらが話をしているときには口を挟まず、アイコンタクトを取りつつ頷きながら相槌を打ちましょう。質問をされたときは、一言だけで返すのではなく、何か続けて答えを返せば良い印象を持ってもらえます。
会話が途切れかけたらこちらから話題を提供し、あちらが答えやすいような質問を繰り出しましょう。そうして場が和んでから、結婚の挨拶を切り出してください。
マナー⑦結婚の報告の仕方
結婚の報告は、男性が率先して行うのが一般的とされています。自分の両親にも相手の両親にも、切り出すのは一般的に男性からです。そして、先述の通り、歓談をして場が和やかになってから、改めて座り直し本題に入りましょう。
マナー⑧お暇をするタイミング
無事に本題を話し終えることができたら、またしばし歓談します。初めより打ち解けて、話が盛り上がるはずです。聞かれたことには、わかりやすくハキハキと答えましょう。このとき、先方から食事を勧められたら、一旦はお断りするのがマナーです。
それでも再度勧められたら、お礼を言った上でご馳走になりましょう。食事を勧められない場合は、家に上がってから1、2時間を目処にお暇しましょう。最後にはしっかりとお礼を伝えてください。