彼女の親への挨拶【事前準備】
彼女の親へ挨拶をするときは、事前にしておきたい準備があります。ここでは、挨拶をする前に済ませておきたい準備をご紹介します。挨拶をすると決めたら、こちらを参考にまだ済んでいない項目はないか確かめてみてください。
事前準備①訪問日を調整する
まずは何より、挨拶の日取りを決定することです。事前に彼女としっかりと打ち合わせをした上で、ベストなタイミングを決めましょう。場合によって、両親が揃っていた方が良いのか、都合をつけてもらえる日に合わせた方が良いのかなど、ベストな選択は変わります。
彼女に確認してもらった上で、平日か休日の別、また昼か夕方、夜など、最も都合の良い時間帯をヒアリングしてもらうのがおすすめです。その上でいくつか候補をあげてもらい、無理のない日時調整を行いましょう。
また、日取りを決めるのは、直前にならないようにしましょう。急に予定を入れてしまうと、計画立てて行動できていないような印象を与えてしまいかねません。一ヶ月くらい前に日取りを決定するための話し合いをするのがベストです。
事前準備②彼女の親の性格などを確認
目的はあくまでも挨拶なので、それ以上の気の行き届いた振る舞いをしようと頑張りすぎる必要はありません。しかし、共通の話題などがあれば盛り上がり、場が和やかになるといった効果も期待できるでしょう。
ですから、できることなら事前に親の性格をヒアリングしておくのがおすすめです。一見気難しそうに見える方でも、実は人見知りであるだけ、などという場合もあります。このような場合は事前情報があるだけで、こちらも幾分か落ち着いて挨拶することができるでしょう。
具体的には、家族構成や親の職業に生活スタイル、趣味や性格、避けるべき話題などです。また反対に、両親は自分の子供と結婚する相手がどのような人物なのかを知りたいと思っているでしょうから、聞かれそうな質問とその答えを想定しておくのもおすすめです。
具体的にはこちらの家族構成や出身、勤務先やパートナーの好きなところ、自身の親は結婚に対してどのような意見なのかや、結婚後の仕事について、趣味や興味分野などについてが、相手の親から聞かれることが多いと考えられる質問です。
これらの質問に対する答えは、正直に話すのはもちろん大切なことですが、相手の心象を悪くすることのないように、あらかじめ模範的な回答を用意しておくと安心です。
事前準備③結婚後のことを話し合う
先述したとおり挨拶の際、相手の親から結婚式や結婚後のことを尋ねられる場合は多いので、二人の将来をしっかりと計画しているということを示すためにも、事前に二人で話し合いをしておくことが大切です。その上で、両親にもうまく伝えられるよう練習しておきましょう。
例えば、マイホームの購入についてや式場など挙式の段取り、財産の管理に出産についてなど、幅広く決定しておくことで、結婚にあたって心算ができてトラブルが起こる可能性を下げることができます。お互いの価値観を最終確認しておくためにも、事前の話し合いは大切です。
事前準備④手土産を用意する
忙しい中わざわざ挨拶の時間を設けてもらう上にご自宅にお邪魔するのですから、手土産は必ず用意していきましょう。ただし、生菓子など日持ちのしないものはなるべく避けるべきです。また、実家の近くのお店やスーパーなどで購入できるようなものは避けた方が良いでしょう。
おすすめは、自身の出身地や現在住地の銘品や、日持ちのする焼き菓子などです。お酒の好きな両親の場合は地酒なども良いでしょう。あらかじめ両親の好みについてパートナーに伺っておけば、ハズレのないチョイスができる上、歩み寄る姿勢を見せることができます。