最初の課題曲は、女子選抜チームが選曲したAKB48の「大声ダイヤモンド」(2008年)で、リリース時に同曲のセンターを務めた松井と、Snow Man・渡辺翔太、ENHYPEN・ジョンウォンがトライ。ジョンウォンの踊りはSnow Manメンバーたちが「かわいい!」と絶賛するも、早速審査員のTAKAHIROから「ダメコピ」と判定された。

 2回戦はENHYPENが、K-POPガールズグループ・少女時代の「Gee」(10年)をチョイス。しかし、ヒスンのダンスは「ダメコピ」で、TAKAHIROは「ニュアンスはバッチリです。細かい手の動きが少し惜しかった」と指摘。とはいえ、「初めてでこれだけのパフォーマンスを出してくるっていうのは、Goodだと思います」と、ヒスンの堂々とした姿勢を評価した。

「V6の『TAKE ME HIGHER』(1996年)を踊った3回戦では、ENHYPEN・ニキが『僕たちまだ0点なので、ここから盛り返していけたら』と奮起したものの、途中で振り付けが飛んでしまったのか、後半は音楽に合わせて即興ダンスを披露。本番でミスをしてしまったニキに、Snow Man・ラウールは『わかるよ!』と共感していました」(男性アイドルに詳しい記者)

 また、4回戦の課題曲であるももいろクローバーZ「ココ☆ナツ」(2010年)では、ENHYPEN・ジェイクが隣のヒスンの動きを確認しながら踊る場面も。5回戦終了時点で0点だったENHYPENは6回戦で自分たちの楽曲「Sweet Venom」(23年)を選び、ようやくニキが初の「完コピ」に成功した。

 しかし、その後7回戦のSMAP「ダイナマイト」(97年)にニキと共に挑んだジョンウォンが一部振りをミス。8回戦のE-girls「ごめんなさいのKissing You」(13年)では、ジェイクがほとんど踊れず、音にノリながら小さな手振りのみ行った程度だった。

「9回戦のBTS『Permission to Dance』(23年)でヒスンが「完コピ」認定されるも、最終的にSnow Man、女子選抜チームが200点以上を獲得した中で、ENHYPENは65点と大敗。韓国メンバーからすると、日本の楽曲やダンスはあまり馴染みがなかったのかもしれません」(同)