「なんか」という口癖から性格・心理⑧ストレスに感じている
「なんか」が口癖の人で、「なんか」の後の言葉が出てこない人もいます。それは「なんか」の後の言葉を飲み込んでしまっていることが原因なのかもしれません。
なんかと言うのが口癖の人は、自分の意見を言うことが苦手な性格の人が多いようです。自分の考えや意見を大きな声で言うことができないために、その考えを飲みこんでしまいます。
自分の考えは飲み込んでしまうものの、その考え方は違う気がするという心理から、その感情が徐々にストレスへと変わっていってしまうこともあるようです。
ストレスを溜めることはよくありません。自分の意見を強く主張するというのは、どんな人にも勇気がいることです。自分の意見を押し通そうとするのではなく、こんな考え方もありますよね、という意味あいで意見を出していけるようになると、「なんか」の口癖を治すことができるかもしれません。
「なんか」という口癖から性格・心理⑨相手を導きたい
目上の人や立場が上の誰かと話していて、なんだか自分とは意見が違うなと感じたり、その考え方はずれているのではないか、と感じた時にも、「なんか」という口癖がでる人がいます。
目上の人や立場が上の人であるがゆえに、自分の意見を強く主張してもよいのか悩むという心理からであったり、目上の人や立場が上の人の間違いを正していいものかという悩みから、「なんか違うような気がします」と言うことができずに「なんか」で言葉が止まってしまっている状態です。
「なんか」と言うことで、相手に相手が言っていることが違うということを気が付かせたい、正しい方向へ導きたいという思いから出る口癖です。
しかし残念ながら、その想いが相手に伝わる可能性は低いかもしれません。相手が話している途中に「なんか」と言葉を挟めば、相手は不快に思うでしょう。いっそ、間違っていることは間違っていると小さい声ででも指摘をしてあげるか、「〇〇のことですよね。冗談がきついですよ」なんて笑いに変えた治すほうが相手のためになるでしょう。
「なんか」という口癖から性格・心理⑩自分の意見に自信がない
「なんか」という口癖の人には、自分の意見に自信がないという性格の人もいます。自分の意見を周りの人が認めてくれるかどうかがわからない、という場合にも「なんか」という口癖がでる場合があります。
「なんか」をつけることで、「なんとなく思ったことなんですが」という意味あいを持たせようとしています。なんかをつけてもつけなくても、意見を言った時点でみんなに広まるので、自分の意見には自信を持って発表できるように治すと良さそうです。
なんかという口癖は、頼りのない人に思われるので、ビジネスのシーンでも評価は低くなってしまいます。自分の意見にはしっかりと自信を持って発言し、他にも意見が出たら、その意見も聞き入れる器の大きさがあるとさらに良いでしょう。
「なんか」という口癖から性格・心理⑪存在のアピール
「なんか」という口癖の人は、自分の存在をアピールしたいという性格の人も多いようです。特に考えがなくても「なんか違う」とか「なんか、その通りだよね」と相手の意見を否定したり、同意することで、自分の存在をアピールしたいと思っているのです。
「なんか」と話し始めることで、意見を持っていなくても、なんとなく意見を持って話しているようにも聞こえます。そう周りの人に思わせることで、何も考えていなくても、みんなと一緒に考えていることをアピールできるのです。
しかしアピールをしたとしても、いつも誰かの意見を否定しているだけ、誰かの意見に同意しているだけでは、周りに人から不快に思われてしまうかもしれません。口癖だけでなく、自分の考えを持てるように治す必要があるでしょう。