◆売れっ子になるなと確信した作品
現在23歳。若手最大の出世頭だ。2017年に「男子高生ミスターコン2017」でグランプリを受賞。『太陽とオオカミくんには騙されない』(AbemaTV、2018年)に出演したあと、『仮面ライダーゼロワン』(テレビ朝日、2019年)で、初の21世紀生まれのライダー俳優になった。
筆者の中での最初の注目作は、川口春奈主演の『着飾る恋には理由があって』(TBS、2021年)。川口扮する真柴くるみが働くインテリアメーカーの新人社員・秋葉亮を演じた。
脚本は金子ありさ。脚本の構成上、主演の川口と相手役の横浜流星だけでなく、新人俳優にもちゃんと花を持たせてくれる。高橋にとっては、恰好のイントロデュース作品として、なかなかの存在感で健闘した。
同作出演で、これは売れっ子になるなと確信した。今田美桜主演の『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』(日本テレビ、2022年)でもオフィス内を活気づける役柄。同作では、清掃員。応接室を清掃中、高橋の顔に、窓から外光が差す瞬間の輝きが眩し過ぎた。