◆まず自分の目の前にある“壁”を自覚する勇気を持って
――チャーリーは娘が幼いころに書いた「白鯨」のレビューをとても大切にしています。ブレンダンさんにとってのそうした存在はありますか?
ブレンダン「息子が7歳のとき、おさるさんがホットチョコレートを探しているという本を書いたんです。イラストも彼自身が全部描いて。出来もいいんですよ。(満面の笑みで)それが宝物ですね」
――ありがとうございます。最後に。本編ではチャーリーが学生にメッセージを送っていますが、頑張っている人にブレンダンさんからメッセージをお願いします。
ブレンダン「勇気を持って欲しいと思います。人生は、何もしなくても大変なものです。だからこそ、自分の前にある“壁”が何なのか、まずその存在を自覚することから始める。その勇気を持つ。そうすれば、乗り越えることができると思います」
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<取材・文/望月ふみ>
【望月ふみ】
70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビューを中心に活動中。@mochi_fumi