揚げたてではないので、全体的に衣がしっとりしていますが、普通においしいです。

 何より物価高騰の最中、この充実感のあるのり弁を299円で提供するトライアルには感謝しかありません。

【トライアル】の魅力とは? すべて税込み表示!

 今回感じたトライアルの主な魅力は、以下の4つです。

(1)AI搭載のカートが、スーパーの未来を感じさせる
(2)税抜き表示がなく、買い物しやすい
(3)総菜コーナーが安くて楽しい
(4)生活必需品が1店舗で揃う(「スーパーセンター」の場合)

 トライアルで買い物してみて衝撃だったのが、価格表示に税抜き価格が一切書かれていなかったこと。

 日本では21年4月から“総額表示”が義務付けられましたが、トライアルではなんと24年前から税込表示を徹底してきたそう。

 筆者はいまだに税抜き価格に飛びついた結果、会計時に「思ってたより高い!」とショックを受けることがあるので、全スーパーがトライアルに続いてほしいと切に願います。

 また、今回お邪魔した店舗はとにかく商品数が多かったので、訪れるたびに掘り出し物が見つかりそう。特にレディースファッションのコーナーはその匂いがプンプンしたので、次回はゆっくり見て回りたいと思いました。

 独自開発した次世代カートを導入するなど、スーパーの最先端が垣間見えたトライアル。現在、イオン系スーパーが幅を利かせる日本ですが、トライアルが対抗馬の筆頭となる日も近いかもしれません。