しかもこの店舗は、24時間営業とのこと!

入り口の横に積まれていた培養土(C)サイゾーウーマン

 店舗の外には花の苗や培養土が積まれていて、今のところホームセンターっぽい雰囲気。

「SU-PAY」の案内(C)サイゾーウーマン

 入り口では、トライアルのスマホアプリ「SU-PAY(スーペイ)」の案内を発見。

 このアプリでお金をチャージすると、スマホひとつで支払いが完了するそう。全国のトライアルで使えるようです。

何これ!(C)サイゾーウーマン

 ふとカートを見ると、見慣れないものがずらり。結構な大きさのタブレットとバーコードリーダーがくっついています。

 これを見て「はいはい、さっきの『SU-PAY』と連動させて、レジを通らず買えるやつね」と理解した気になっていた筆者ですが、後で調べてみると、どうやらそれだけではない模様……。

カートと一体化した画面(C)サイゾーウーマン

 これはAIを搭載した「Skip Cart」なるもので、カート上で決済が完結するだけでなく、カート内の商品を分析してその客に合ったおすすめ商品やクーポンを表示したり、センサー機能によってスキャン漏れを検出することなどができるそう。

 しかも、トライアルHDはもともと流通業向けのITシステムを開発したり、パソコンを販売していた企業だそうで、小売り事業を始めたら大成功した……という経歴があるため、このカートも自社で開発したといいます。

 バックボーンを知ると、トライアルがほかのスーパーとは一線を画す“頭脳派理系集団”に思えてきました……。

【トライアル】の売り場をチェック!

入っていきなり惣菜コーナー

 入口を抜けると、いきなり広大な惣菜コーナーが広がっています。「スーパーの惣菜は順路の終盤にあるものだ!」と思い込んでいたので、これにはド肝を抜かれました。

 でもよく考えてみたら、最初に惣菜を買ってしまったら、客は野菜や魚といった料理の材料を買う気が薄れてしまいませんか? それってお店にとっては客単価を落としかねないのでは……と素人考えで思うので、トライアルがこの売り場の配置にした理由がとても気になります。