スルースキルを身につける方法9選
さて、お待たせしました。これより、スルースキルを身につけるやり方や、スルースキルを鍛える方法を合わせて9選、お伝えしていきます!
とにかく言えるのは、ネガティブになり過ぎないようにすること。そのための具体例を今からご紹介していきますよ。
自分が取り組みやすい方法から、トライしていきましょうね。
【スルースキルを身につける方法】1.自分に肯定的になる
何よりも大切なこと、まず自分に対して肯定的であることが必須です。スルースキルを鍛えるための第一ステップとしては、自分自身を等身大で感じ取る必要があります。
その中で、つい自分自身に対し否定的な感情を多く持ってしまう人は、今のところスルースキルは磨かれていないと判断できます。
ダメな自分を許し認めてあげる
もし、自分のダメなところを見つけてしまっても、「私はよく頑張っている」と自分を慰めてあげて下さい。
仕事でミスをして上司に怒られて悔しい思いをしても、「私は精一杯やった。だから悔しいのは当たり前だ」と心の中で自分を肯定しましょう。
感情が乱れたとしてもそれを否定しない
スルースキルを鍛える上で必要なのは、自分の負の感情も認めてあげるということ。そして、なんらかのマイナス感情が沸いたとしても、それは当然のことで心が動いて当たり前なのだという自覚を持つようにしましょう。
我慢とスルーすることは、根本的な意味が違うのです。「怒り」や「悲しみ」を感じたとしても、その感情に蓋をして我慢することはやめましょうね。
【スルースキルを身につける方法】2.自分の嫌な事を再認識する
スルースキルを鍛えるために、自分が苦手とすることや嫌なことをしっかりとまとめておくと良いでしょう。
人には触れて欲しくないことや、人からされて我慢ができないものが存在します。これらを攻撃されると、どうしても平常心でいられないですよね。
このようなケースの対処策としては、人からやられてストレスに感じる内容を、あらかじめ認識できていると、実際に言われた時にワンクッション置けるようになります。
ストレスに感じる内容を再認識する
例えば、
・人から悪口ばかり聞かされるのが辛い
・仕事でプライベートを聞かれるのが嫌でたまらない
・自慢話を聞くのが苦手
・相手の気分に振り回されるのは御免だ
・人のせいばかりにしてくるのがうっとおしい
などなど。
心の防護壁を作るスタンバイができるようになる
実際に上記のような場面に遭遇した時、「はいはい、私の嫌いなヤツが来ました」と、相手の言葉を心の中に入れない防護壁を作る準備ができるようになります。
人の悪口を言いたがる仕事の先輩の話を、「ほうほう」「そうなんですかぁ」「辛いですよねぇ」と言いながらも実際はスルーしている、という感じでうまくやりこなすことができるようになりますよ。
【スルースキルを身につける方法】3.一段上がって物事を見る
自分の感情としては「怒り」が沸いているとします。だけど、いちいち相手にその怒りを伝える必要があるのかどうか、ここを判断することが、スルーすべきかどうかの分かれ目となるでしょう。
そして、スルーした方が良いと判断した時に、どのような心境になればよいのかと言うと、
(1)心の中で「あなたは私に失礼なことをした。けれど、怒らないであげる。なぜなら私は賢いから」とつぶやく。
(2)そうして事態を見事スルーしたら、「怒らないであげられた私はやっぱり素敵」と、自分を褒めてあげる。
と、こんな感じでしょうか。
時には上から目線も必要と心得る
ちょっと日本人には馴染みのない感覚かもしれませんが、スルーすべき時にはいわゆる上から目線で物事を見ると、心にゆとりを持つことができてスムーズに感情をフラットに移行させやすくなります。
そうして、クールに対処できた自分をしっかりと褒めてあげることで、内側にため込まずに受け流せるようになります。