▲静岡県はお寿司でも有名。〆は素材の良さを活かした握り寿司
デザートはホテル特製の枡に入ったマンゴープリン。スピード感たっぷりのホテルロゴと和心いっぱいの枡がいい雰囲気。鮮やかな果肉がトッピングされ、ココナッツミルクがかかります。とても滑らかな舌触りと控えめな甘さで、マンゴーの味が引き立っていました。
▲デザートは「特製マンゴープリン」
静岡県の美味しい食材がメインに使われるコース料理。遊び心も感じられる創造性豊かな料理ではじまり、徐々に正攻法の、それでいてスパイスなどで工夫を重ね、キレのある味になる印象的な流れです。鰹や蝦夷アワビ、県内産の和牛など上質な食材が使われますが、特に野菜の美味しさに魅了されるひと時でした。
バーのテーマはモータースポーツ
ホテル3階にあるバーでも、車とのつながりを色濃く感じられます。「BAR 4563」の名も、富士スピードウェイのメインコース、全長4,563メートルから命名。ドリンクももちろんですが、店内を彩るさり気ない内装も楽しんでみてください。
▲「BAR 4563」
バーの入口にある店名をよく見ると末尾の3が若干上にズレています。これは昔の車に装備されていた機械式のオドメーター(走行距離計)の、まさに数字が変わる様子。“昔の車” に乗っていた私には、ドンピシャに刺さるポイントでした。
▲バーの入口には V 型8気筒エンジンが鎮座
スポットライトが当てられ、金色に光り輝くエキゾーストマニホールドなど、エンジンの機能美や力強さ、工業製品としての美しさを表現。しかも2003年4月にツインリンクもてぎで開催されたインディレーシングリーグ(IRL) 第3戦 Indy Japan 300の優勝車両のエンジンです。つまりアルコール(エタノール)燃料用。バーだからこその遊び心です。
▲店内はスポーツカーを思わせる赤と黒のデザイン
静岡のクラフトジンやウイスキー、シグネチャーカクテルなどもラインアップ。