なぜ買うのか、いつ売るのかは自分で考える

株価の将来はチャートの動きだけで判断できるものではありません。幅広く情報を集めて知識を持っておけば、その株を買う自分なりの理由がはっきりとします。

「将来この株は値上がりする」という自分なりの将来予測がはっきりしているのならば、売るときの基準もおのずとはっきりします。「期待している利回りが○○%以上になったとき」とか、「期待しているような実績や動きがなかったとき」などです。

投資する銘柄に、自分なりのストーリーを設定して買うわけです。こうした投資であれば、短期的に大きく儲かることはないにせよ、大きく損失を出すこともないでしょう。

投資で大事なことは自分で調べて、判断すること

インターネットが普及した最近の傾向として、自分が見たいニュースしか見ないようになってきました。しかしながら、株式投資をする際はいろいろな要素も絡んできますから、幅広い情報収集が必要になります。

例えば、国際情勢からテクノロジー関係のニュース、気候変動のニュース、そして為替相場や金利などです。日本で問題になっている政策課題なども需要動向に大きく影響してきますし、アメリカの有名投資家の売買情報なども影響力が大きいため参考になります。

これからの世界の趨勢を見て自分の考えを持ってから、チャートに目を落としましょう。そうすることで違うものが見えてくるかもしれません。

提供・UpU

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