2024年の夏の米不足で、お米が買えなくて困った人の中には、お米の定期購入を検討した人も少なくないでしょう。そこで「ふるさと納税」を利用すると節約になります。

ふるさと納税を節約に役立て、dポイントを貯める

ふるさと納税を節約のために役立てようとする人は多く、返礼品に日持ちのする食品(米や冷凍の肉)や日用品(ティシュペーパーやトイレットペーパー)を選ぶ人も少なくないようです。

お米は返礼品の中でも特に人気で、各自治体でさまざまな銘柄が提供されています。寄附金額が1万円未満でも5㎏程度は受け取れ、まとまった金額を寄附すれば1年分のお米をまかなえる可能性があります。

さらに、dポイントが貯まるふるさと納税サイトもあるので、節約しながらポイントを効率的に貯められます。ふるさと納税でポイントを貯めるには、以下のような方法があります。

・ふるさと納税の寄附金をd払いやdカードで支払う(dショッピング ふるさと納税百選など)
・ふるさと納税サイトのポイントをdポイントに交換する(ふるなび)
・dカードポイントモール経由でふるさと納税サイトを利用する

>> dショッピング ふるさと納税百選

>> ふるなび

>> dカードポイントモール

2024年産の新米は今からでも予約できる

2024年の夏には米不足のニュースが増え、「スーパーに行ったらお米がなかった」といった経験をした人も多いでしょうが、ふるさと納税の返礼品でも、2023年産米の多くが品切れになっています。

しかし、この米不足も2024年産の新米が出回れば解消される見込みです。そのため、多くのふるさと納税サイトで、各自治体の新米の予約を受け付けています。

米不足で大変な思いをした人には、「お米の定期便」も選択肢となるでしょう。定期便なら決まった期間ごとにお米が届くので、米不足のときでもお米を確保できます。また、お米を保管する場所にも困りません。

ふるさと納税でポイントがもらえるのは2025年9月まで

ただし、ふるさと納税でポイント還元を受けられるのは2025年9月までとなる予定です。2024年6月に総務省から発表されたふるさと納税の制度見直しにより、ポイント付与が事実上禁止される方針だからです。

ふるさと納税を利用してポイントを貯めたい人は、制度変更前の今のうちにまとまった金額を寄附するとよいでしょう。

文・松田聡子(ファイナンシャル・プランナー)
明治大学法学部卒業後、証券システムのITエンジニア、国内生保の法人コンサルティング営業を経て2007年よりファイナンシャル・プランナーとして独立。コンサルティングのほか、企業型確定拠出年金導入企業へのセミナー講師、マネーサイトへの執筆などを行っている。

編集・fuelle編集部