夢中になれるものが見つからないという人にアドバイスをいただくと「大事な人を思い浮かべてみて」と鶴見さん。
「先程のゴルフ仲間との会話に繋がるのですが、友人はとてもピアノが上手な人なんです。だからゴルフができなくなったらピアノをやればいいよ、と。でもただ練習してもきっとモチベーションが上がらないと思うから孫の誕生日に弾いてあげたいとか目標があればやれるんじゃないかって話をしたんですよね。なので、何もやりたいことが見つからないという人は家族や友人、大事な人のことを思い浮かべてみたらどうでしょう?音楽でもスポーツでも仕事でも、何かしら“大事な人”のためにやってみたいというものが見つかるかもしれません」
「本作はそんな大切な人たちと観てほしい作品」と鶴見さんは続ける。
「大事な人たちと何か思い出に残ることをしたいというとき、旅行とかお食事に行くとか色々方法はあると思うんですが、ぜひ『ビリー・エリオット』を観てほしいです。誰がどの視点で観るかによって感想も変わってくると思うので、観終わった後に意見交換をしてもらえたら嬉しいですね。必ず心にメモリアルな瞬間として刻んでいただける作品だと思っていますので、楽しみにしていてください」
Daiwa House presents ミュージカル 『ビリー・エリオット 〜リトル・ダンサー〜』
脚本・歌詞/リー・ホール 演出/スティーヴン・ダルドリー 音楽/エルトン・ジョン
出演/ビリー・エリオット(クワトロキャスト)浅田良舞、石黒瑛土、井上宇一郎、春山嘉夢一
お父さん(ダブルキャスト)益岡徹、鶴見辰吾
ウィルキンソン先生(ダブルキャスト)安蘭けい、濱田めぐみ 他
公演/7月27日(土)〜10月26日(土)
会場/東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)※大阪公演あり